アフィリエイトを始める多くの方はきっと、SEOによる集客が伸びずに悩むことでしょう。この記事はそんなアフィリエイト初心者の方が、サイト運営を始める前に、是非共に読んでもらいたい記事です。これから挙げる3つの課題を克服するだけで、見違えるほど良いサイトに育てることができますよ。
1テーマは貪欲に選ぶ
アフィリエイトで稼ぎたいのであれば、貪欲にテーマを選ぶことが大事。つまり、稼げるテーマを選ぶことです。
当たり前のことを言っているようですが、ここがアフィリエイトを始めるときの大きな分かれ道。いくらやっても稼げない道を選んでしまう人も沢山いるんです。
稼げるテーマの基準は2つ。「需要があるジャンルか」「報酬単価が高い案件があるか」。
需要が無いニッチなジャンルは、検索数も少なく競合が少ないと思われがち。確かに大きな市場と比べ需要は低いものの、競合がいないわけではありません。
需要が無いジャンルをいくら攻めたところで、小さな市場の奪い合い。どんなに頑張ってもサイトは一定の規模でストップしてしまいます。3万円でも5万円でも10万円でも、稼ぎたいのであれば、需要があるジャンルを選びましょう。
報酬単価が高い案件を選ぶ理由は、効率よく稼ぐため。全てが良い案件ばかりとは言えませんが、報酬額が高い案件は、安い案件よりも断然収益性が高いです。
それはこちらの例を見てもらえば一目瞭然だと思います。単価500円の案件で月間10万円の収益を得るために、どれほどのユーザーを導入しなければならないのか、計算してみました。
計算してみると
10万円÷500円÷4%(獲得率)÷6%(CL率)=10万PV
よくある500円程度の案件を、メディアの平均的な獲得率とクリック率で割り、10万円に必要なPVを算出してみた結果、なんと10万PVも必要になるんです。0から始める初心者にとっては、とても気が遠くなる話ですね。
このように、テーマを決めるときは、競合がいない穴場を狙うのではなく、需要が沢山あって報酬単価の高い案件があるテーマを選ぶようにしましょう。
ただし、「需要がある」「報酬単価が高い」テーマであっても、おすすめできないテーマもあります。医療や金融に関わるテーマはハードルが高すぎます。このテーマだけは避けるようにしましょう。
重要なPoint
- 人が沢山集まるジャンル選ぶ
- 報酬単価が3,000円以上のテーマ
- 医療や金融に関わるテーマは避ける
2記事の構造を理解する
記事を書くときは、記事の書き方の構造をしっかりと理解しなければなりません。構造の理解には2種類あり、ひとつ目はレイアウトの軸となる見出しタグの使い方。2つ目は、SEOに適した記事の書き方です。
見出しタグの使い方
見出しタグは、記事の節目となる項目として活用します。使うときに注意しなければならないのは見出しを並べる順番。
h2(大項目)>h3(中項目)>h4(小項目)の順に使用するのが基本的な使い方です。h3(中項目)>h2(大項目)のように入れ子になったり、h2(大項目)見出しがあまりにも連続するのは良くありません。
正しい使い方は、ここでどんなに説明するよりも、実際に見て勉強するほうが分かると思います。検索上位の、沢山のサイトを見ながら、最適な見出しタグの並べ方を研究しましょう。
タグの並べ方を見るときは、ブラウザ『Google Chrome』を使い、『Ctrl+Shift+C』ボタンを押すと確認できます。下の画像のようにソースを見たい場所にカーソルを合わせると、ポップアップでソースの中身が表示されますよ。
SEOに適した記事の書き方
『SEOに適した記事の書き方』と言ってしまうと、とても難しく感じるかもしれません。ですが、やることはとてもシンプル。
ユーザーの求めるものを的確に記事にすれば良いのです。一番簡単な方法は、狙いたいキーワードで実際に検索してみて、競合サイトがどんな書き方をしているか見ること。
例を出すのであれば、『目玉焼きの作り方』でというキーワードを狙うとします。このとき記事の厚みや沢山のキーワードを盛り込もうとするあまり、下のような構造になってしまうとアウト。「どこまで読めば作り方が出てくんねん!」となってしまいます。
≪h2見出し≫ 美味しい目玉焼きとは
~文章が入ります~≪h2見出し≫ 目玉焼きを作る時の注意点
~文章が入ります~≪h2見出し≫ 用意するもの
~文章が入ります~≪h2見出し≫ 美味しい目玉焼きの作り方
~文章が入ります~
ではどのような書き方が正解なのでしょうか。ほとんどの方は既にお分かりかと思いますが、実際に調べて考えてみましょう!
このような目玉焼きの例を挙げると簡単に見えるのですが、実際に自分で記事を書くときは翻弄されがち。これから記事を書くときは、目玉焼きの例を思い出して、初心に帰り、競合の記事をしっかりチェックしましょう。
重要なPoint
- 見出しタグの順番に注意
- ユーザーの求めるものを的確に
- 検索上位の競合を調査する
3100記事書く
アフィリエイトで稼ぐサイトを作ることは、本を書くのと一緒。ペラペラの薄い本と分厚い本、同じ値段で買うならどちらを選びますか?
WEBサイトも同じで、記事の無いサイトに魅力はありません。投稿する記事1ページ1ページが本のようになっていくのです。
ここでよく言われるのが、何記事書けば良いのかということ。そして、ほとんどの成功者はお決まりのようにこう言います。「100記事」は書けと。
これは、100記事書かないと成功しない訳でも、SEOで検索されないわけでもありません。100記事書かないと見えてこないものが沢山あるということなのです。
アフィリエイトサイトを作るときは、先ずは100記事、デザインよりもなによりも集中して書くようにしましょう。例え後から修正したいポイントが出てきたとしても、100記事程度であれば、いくらでも修正することができます。
また100記事を作るときは期間を掛けないことも大事です。期間を掛けすぎると、ヤル気がなくなってしまったり、次のステップへいくのも遅くなってしまいます。
期間を縮めるには、文字数も重要関。目標は2000文字以上5000文字未満でユーザーに伝える工夫しましょう。注意してほしいのは、この文字数は初期段階ではということです。100記事書き終えたあとは、記事をリライトして掘り下げていくといいですよ。
Point
- 100記事を書いてやっとゼロ地点
- デザインや考察は後回し
- 2000文字以上5000文字未満で伝える工夫
まとめ
アフィリエイトサイトで本気で稼ごうと思えば、SEOについてとことん調べて考察したり、図や表を用意したり、広告の設置場所や方法を考えたりと、やることは山程。
しかし、どんなに上級者になろうと、基本的にやらなければならない、根幹となるものはこの3つ。「競合が多いキーワードを狙う」「考察して構造を練る」「記事を書き続ける」を完璧にこなせば、確実に上級者への道へと近づきます。