コピーコンテンツの存在は、自サイトの評価を落とす一つの要因です。知らず知らずにコピペ記事が溜まっていくと、関係のない記事の評価まで落としてしまうことも。
この記事では、そんなコピー記事を作らないために、コピペチェックツールとその使い方を紹介します。
コピペの危険性
SEO対策をするに当り、オリジナリティーがあり、ユニークな記事を書くことはとても大事。この点は誰もが承知の事実でしょう。しかし検索結果を見てみると、明らかにコピペしたと思われるコピーコンテンツが検索結果上位に掲載されてるケースを見かけることもあります。
このようなコピペ記事はSEOにとって有効なのでしょうか?違うと思いきや、実は有効に働く場合があるんです。
検索エンジンでの評価基準は「オリジナリティー」だけではありません。記事の「重要度」も判断されています。そのため、記事がコピペであっても、ユーザーが求めている内容を的確に載せれば、コピペ記事であれ上位に表示されることはあるんです。
ではコピペコンテンツを作成すればサイトが成長するのか?それは「NO」です。コピペで作られたコンテンツは、先程述べたように一部では上昇する傾向にありまが、そのコンテンツが大量に増えてしまうと、コピペサイトとみなされ、Googleの評価は大きく落ちてしまうでしょう。
またコピペは文章の盗用となり、訴えられるケースもあります。
このようにコピペされた記事を作ることは、サイトの評価を下げるだけでなく、刑事処罰を受けるリスクもリスクをも孕んでいるんですよ。
コピペチェックの方法
コピペチェックには専用のツールを使うのが一番です。多少制限はあるものの、今では無料で使えるツールが多く出回っています。
このようなツールを使うことで、スムーズにチェックが行えるでしょう。以下は代表的なコピペチェックツールです。
CopyContentDetector | 【無料】コピペチェックだけでなく、リンク調査や分析もできる。 |
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こぴらん | 【無料】最大4,000文字のコピペチェックができ、結果表示が高速で見やすい。 |
クラウドワークス コピペチェックツール | 【無料】クラウドワークスのサービス内で仕事発注経験がある方に限り使用可能。 |
ランサーズ コピーコンテンツチェックツール | 【無料】ランサーズに法人アカウント登録した企業に限り使用可能。 |
剽窃チェッカー | 【無料】無料で使えるコピペチェックツールですが、分析結果が少々見づらいです。 |
COPIPERIN | 【有料】月々500円で文字数無制限のコピペチェックができる。 |
影武者 | 【有料】月額4,320円でコピペチェックができる。お試し10回無料。 |
リファイド コピペチェック | 【有料】1記事(1,000文字)当り500円で使用できるコピペチェックツール。 |
中でもおすすめのコピペチェックツールは、「CopyContentDetector」。コピペのチェックだけでなく、どこのサイトと被っているのか、何%被っているのかまで調査できます。
CopyContentDetectorの使い方
ここからは「CopyContentDetector」の使い方と、チェックの確認方法を紹介します。先ずは以下のリンクより「CopyContentDetector」のホームへ入りましょう。
(1)文章を入力してチェックを開始
CopyContentDetectorのホームへ入ったら、「 調査対象テキスト」の枠へ、コピペチェックをする文章を入力しましょう。入力文字数は25文字以上~4,000文字未満までと定められています。
入力の方法は、サイト内の文章を丸々コピーして貼り付けるだけ。改行や見出しなどを気にする必要はありません。
次にテキスト入力枠の真下にある「除外ドメイン」へ、自信のサイトのドメインを入力します。これは検索結果に自信のサイトを入れないために使用します。
2つの入力が完了すれば、ページ中段にある「チェックする」ボタンをおしてチェック開始です。
(2)チェック結果を見る
チェックが終わると、右上にチェック完了アイコンが表示されます。完了後、下部のチェック結果を見ましょう。
下部のチェック結果には、「類似度判定」「類似度」「ステータス」の3つの項目でチェック結果が表示されています。チェック結果が良好で無かったり、類似度が30%を超えている場合は、「詳細表示」のボタンをクリックして、チェック結果の詳細を表示させましょう。
(3)類似文章を確認する
チェック結果の詳細には、読点で句切られた文がひょうじされ、類似している文に赤マークがされています。赤マーク部分はリンクになっているので、クリックして、どのサイトのどの部分が類似しているのかチェックしましょう。
クリックすると、Googleの検索結果ページへリンクされています。検索結果に「◯◯との一致はありません」とされている場合は、コピペの心配はいりません。
一致情報が出ている場合は、一致している場所を探して、対策を取りましょう。
まとめ
競合サイトの記事を意図もなくコピペする「パクリ行為」は、サイトの品質を落とすだけでなく、訴えられる可能性だってあります。クラウドソーシングでライティングの依頼をしていたり、意識の低いスタッフにライティングを任せている場合は特に注意が必要です。
チェックツールを使い、しっかりと管理するようにしましょう。
また自分のサイトは大丈夫と思っていても、競合に記事をコピペされている場合もあります。他社のコピペをいち早く探し出し、自信の記事が優位に立てるようにしましょう。